三島由紀夫生誕100年
今年は三島由紀夫の生誕100年に当たる年だそうです。
三島由紀夫といえば、ノーベル賞候補にもなったということですので、作品群も素晴らしいと思いますが、なにより強烈なのはその死に様です。
自身の政治信条を貫き、最後は自衛隊の市ヶ谷駐屯地に立て籠もり、切腹自殺を遂げたということで、本当に芯の強い人だったといえます。
作品については、異彩を放っているものが多く、なんとなく手を出しそびれています。金閣寺、禁色、仮面の告白など、気軽には手に取らせないオーラを醸し出しています。
そのなかで初期の、『仮面の告白』だけ読みました。これも充分に異色の作といえるもので、自分の性的な倒錯と、その生き様を赤裸々に書き綴っています。
私もおなじような傾向があるので、これだけは読み通すことが出来ました。
ですがこれは世間に向かって、『私はヘン〇イですよー』、と叫んでいるようなものです。
よほどの決意がないと、出来ることではありません。
やはりそのあたりの心意気が、一段も二段も違うのだと思いました。