狂った資本主義
昨今のクマによる人的被害は、クマを一方的に悪者に仕立て上げる論調から、自然環境の変化による不可抗力的なものという見方に変わって来たようです。
東北森林局は、ブナの実の多さを示す豊凶指数0~5のうち、宮城県内はブナの実が殆ど付かない大凶作の0.2、福島を除く東北4県でも大凶作ということを確認したようです。
近年、日本各地でナラ枯れという病気が広がっていますが、こちらもドングリの代名詞ともいえるナラの木が、病害虫に喰われ、次々に枯れてしまうという恐ろしい現象です。
その主な原因は温暖化で、カシナガキクイムシという虫の増加によるものだということです。
温暖化というのはかれこれ30年ぐらい前からその危険性を叫ばれていたと思います。昭和の中頃にはその存在は提唱されていたんじゃないですかね。
にもかかわらず、国家は経済成長ばかりを追い求め、地球や環境に与えるインパクトへの対応は後回しになって来た。
そのツケがいよいよ回って来たというべきでしょう。
資本主義の象徴たるアメリカの大統領は、この期に及んで経済重視政策を推し進めています。
そのおべっか使いともいえる日本の新しい総理大臣は、そんな大統領にノーベル平和賞を、などと囃し立てています。
どちらも狂っていますね。
狂った資本主義の行く末は、クマの未来とそう大差ありません。