沼津に立ち込める黒い霧
沼津駅の北口にある商業施設BiViのなかにある、シネマサンシャイン沼津が来年4月に閉館するというニュースがありました。
沼津市も昔は静岡県東部の中心的な存在で、子供の頃には沼津市に行くというのが楽しみでもありました。
西武や東急、ユニーといったデパートが立ち並び、食品や洋品、おもちゃなど、見たこともないようなものが置かれていて、行く度に目を奪われました。
また有名な仲見世商店街などもあり、駅周辺が一大アトラクションのようでした。
そんな沼津も、私が30歳になった頃から、急激にその輝きを失って行きました。
いまでは駅周辺は再開発の名の下に整理され、ガランとした空気感に支配されています。
このシネマサンシャイン沼津にも映画を観に行ったのですが、お世辞にも心華やぐという雰囲気ではなかったような気がします。
施設自体は大きくて立派なのですが、なんとなく寂寥とした雰囲気があり、活気に溢れているという感じがないのです。
これはいまの沼津全体を覆っている空気と似ています。
なんとなくガランとし、寂寥感が黒い霧となって立ち込めているのです。
この霧が晴れない限りは沼津は再び東部の盟主となることはないと思います。