2025.7.10.(Thu) 袴腰岳
愛鷹山系にある袴腰岳に登って来ました。
この袴腰岳は、位牌岳と愛鷹山を結ぶ尾根筋の中間地点にある山で、通常はどちらかの山に登り、その足で登頂するという類いの山です。単独でこの山だけ登るということはまずありません。
ですが今回は、暑さと湿度にまだ身体が対応出来ていなかったようで、この袴腰岳だけと相成りました。

今回も案内図をもとにルートを作成します。

愛鷹山水神社からスタートし、位牌岳に向かいます。そして余力があれば位牌岳に登り、それから尾根筋に戻り、愛鷹山方面を目指します。
6時過ぎにスタートしました。
朝早くのスタートとしたのは、まだ暑くなる前に、キツい登りを終えてしまいたい、という思いによるものです。

この山系は、古代の火山活動によって、こういった岩盤が剥き出しになっています。こういうのを見るのもこの山系の醍醐味です。これは古代にこの辺りを統治していた王の彫像だそうです(誰も信じないと思いますが)。
さて、いつもの登山道を行きます。この山系は自然のままの登山道という感じで、ゴロゴロした岩や根っこがアスレチックな感じを出しているのですが、今日はあまりそれを歓迎出来ません。暑さにより足が上がらないからです。

位牌岳に続く道ですが、途中でもう引き返そうか、と考えてしまいました。でもこれからまたこの道を引き返すのもアレだし、取り敢えずは尾根筋まで行って、そこで考えよう、と思いました。

そして9時20分、尾根筋に到着しました。ここから右に行けば位牌岳、左に行けば袴腰岳を経て愛鷹山となります。位牌岳はあと500mなのですが、ここからキツい登りが待っているので、今回は見合わせ、そのまま愛鷹山方面に向かうことにしました。

尾根筋の道は、それまでの悪路とは違って、軽快な山歩きを味わえます。いままでの鬱屈した気分が変わりました。

途中のポイントに、一ぷく峠という名前の峠がありました。ここで小休憩を取ります。ここでは涼しい風が下から吹いて来て、大分身体が楽になりました。

向こう側には、前回登った越前岳~呼子岳、そしてまだ未踏の鋸岳がみえます。こう見るとこの山系は、ハイキングから本格的な登山まで楽しめる、バラエティに富んだ山系ということがわかります。
そして11時、袴腰岳に到着しました。

ここ袴腰岳は景観がなく、この道標によって山頂に着いたと認識されるのみです。
そのまま愛鷹山へと向かいます。

見晴らしのよいポイントで、駿河湾を望みます。眼下に見えるのは富士市の街並みで、遠くに半島状に見えるのは由比~清水までの海岸線です。今日は本当に夏真っ盛りという感じで、入道雲も沸いて来ました。

長い尾根歩きを終え、下山路と愛鷹山の分岐点に到達しました。ここで普通なら登ってしまおう、ということになるのですが、生憎今日の私はそこまで漢ではありません。迷うことなく、下山路に進路を取りました。

愛鷹山からの登山口は、位牌岳側よりも幾分穏やかな感じです。でも足は半分棒のようになっていて、時折躓いたり、滑り掛けたりと、用を成していない感じです。

そして13:50、愛鷹山水神社の道路に下りて来ました。これで今回の登山は終わりました。
今回は、愛鷹山水神社から位牌岳を登り、袴腰岳、愛鷹山を走破してしまおう、という勇壮な計画を立てていましたが、登頂したといえるのは袴腰岳だけという結果に終わり、なんとも不甲斐ない山行となりました。
ですが総歩行距離的には、12km近くあり、位牌岳~愛鷹山間の尾根歩きがかなりの歩き応えがあるのを実感しました。それにこの暑さなので、どこかで熱中症にでもなったら救助のお世話になりかねません。
また涼しい季節になったら、全山制覇を目指したいと思います。