なぜクマを悪者扱いするのか
今年はとくにクマによる被害が伝えられています。
クマも人間も、自然界の住人です。相手を見たら気が動転し、衝突することもあると思います。
クマは昨今の気候変動で、かつては山のなかで取れていたドングリや木の実が取れなくなり、食糧の豊富と思われる人里近辺に降りて来るようになりました。
それはクマにとっても、危険を伴う行為であるという認識はあると思います。
それでも降りて来ざるを得ないほど追い詰められてしまった、その責任の一端は人間側にあるのです。
この調子で行けばクマは遠からず絶滅させられるでしょう。
そして日本にかつていた獰猛な哺乳類、という括りを持って博物館で紹介されることと思います。
ニホンオオカミとおなじように。
ニホンオオカミの存在を惜しむ書籍や文献がありますが、結局は人間の驕りや身勝手さがもたらした結果なのです。