成田悠輔氏のコラム
10月1日の静岡新聞に、経済学者の成田悠輔氏がコラムを出しました。
その内容は、日米の物価がこの20年で逆転したというもので、日本の円が弱くなり、外国からの食糧調達が困難になる、というものでした。
いいたいことはわかるのですが、この人は文才がないですね。読んでいて全然頭に入って来ません。
一例を挙げるとすれば、
「マンハッタンでワンルームアパートを借りれば月40万円するし、家畜より人間向きだと言える食事は最低一食2500円する」
この、『家畜より人間向きだと言える食事』という表現、なにをいいたいのかさっぱりわかりません。ユーモアを狙ったのでしょうが、なにをいわんとしてるかわらないのではその効果も半減してしまいます。
また、
「医療費や教育費にいたっては、心臓に悪いので知らないでいることをおすすめする」
とありますが、日本とアメリカでは制度もシステムも違います。国民皆保険制度がある日本と、盲腸になっただけで貧乏人が人生詰むといわれているアメリカでは、そもそも比較するのがおかしいでしょう。
そして、その価格差が、数十年後にもっと広がり、海外物価が日本の10倍になったと仮定して、日本人が海外のものを買えることはほぼなくなる、などと警告しています。
おいおい、それは最悪の可能性でしょう?もっともその最悪の可能性を想定していろんなことに備えて置くというのは必要でしょうが、それをことさら拡大して危機感を煽る、そんな扇動広告は必要がありません。
そして最後には、
「買えなくても幸せでいられるよう、家庭菜園で自給自足に精を出し、薪で風呂を沸かす。熱い風呂さえあればだいたいの悪夢は忘れられるのが日本人だから」
とあります。
日本人をバカにし過ぎですね。
とまあ、このお騒がせ論客の成田悠輔氏は、相変わらず頓珍漢な発言を繰り返しているようです。