社会はお金を使わせるように出来ている
こんにちは、curiosです。
さて、前回の記事と重複しますが、ここは念入りにもう一回書いて置きたいと思います。
『社会はお金を使わせるように出来ている』
皆さんはコンビニはよく使いますか?その手軽さから、ついつい使ってしまいますよね。私も会社帰りに、今日はなにをつまみにしようか、などと思いながら、コンビニならではのメニューを選ぶのは楽しみです。コンビニのお惣菜や麺類は、流行をうまく取り入れたり、有名店とのコラボもしたりと、いちばん力を入れてる分野かと思います。実際、私もなかなかその魅力に抗えません。
ですがコンビニの怖いところは、その魅力をうまく使って、他の商品にまで手を出させようとするところです。
コンビニに入って、まずはメインの惣菜類を買って、あとは食後の飲み物でも買おうかな、などと思いながら正面奥の棚に向かいます。でもその中間地点に、美味しそうなデザートやお菓子が陳列されている。そうそう、このデザート、前に美味しいって話題になってたやつだよな、一回味見してみよう、とその結構な値段の付いてる一品をカゴに入れます。そして飲み物も買って、いざレジに並ぼうとしたとき、脇には地域限定のカップ麺や人気アニメのコラボ商品が山積みされている。
これはゲットして置かないと、とまんまと作戦に引っ掛かり、レジを終わると千数百円というレシートが手の中に握られている。コンビニ商品というのはすべて単価が高いのです。
コンビニというのは何故か知らないけど居心地がいい。仕事帰りに近くのスーパーへ寄るより、コンビニに寄りたくなるのは確かなのです。ですがここが踏ん張り所です。魅力的な商品や華やかな飾り付けが目を引くコンビニより、実直な品揃えとお徳用サイズの揃ったスーパーへ駆け付けましょう。レジの人はすこしくたびれた佇まいですが、また店内はすこし薄暗いですが、不思議と社会から隔絶された人間をやさしく包んでくれる暖かさがあります。
自分のような、恐らく生涯独り身でやっていく人間にはスーパーはライフラインにもなることと思います。地域のためにも、また自分のためにも、なるべく地域のスーパーを活用するようにしましょう。
今回は論点がすこしズレてしまいましたが、スーパーを使うことは恐らくセミリタイヤの観点からも理に叶っていると思います。なにより物欲を最小限に抑えるには、余分なもの(人を引き付ける要素)のない品揃えのスーパーに行った方が得策だからです。必要最低限のものを、必要なだけ買う。商品に、派手なコラボや製品開発の費用の上乗せはされていません。
これこそが、資本主義に乗らない(お金を無駄にしない)堅実な選択ではないでしょうか。