会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

缶ハイボールと普通のハイボールのどちらが美味しいか

こんにちは、curiosです。


いま現在ウイスキー沼にハマッている私の場合は、ハイボールは殆どウイスキーから作ることが多いですが、昔は結構缶のハイボールも買っていました。


缶の場合はすぐに飲めるのと、やはり味がこなれている感がありますね。


それなら値段はどうか。単純に比較は出来ませんが、4対1の割合のハイボールを作るとして、700mlのボトルの場合、350ml缶に換算すると、ちょうど10本分出来ることになります。
つまり1300円÷10本=130円/1本という計算です。それに炭酸水500mlの値段(約70円)を足して、200円ちょうどですね。炭酸水は余るかも知れませんが、計算がややこしくなるので置いときます。


この場合のアルコール濃度は8%です。缶ハイボールには7%と9%があるので、間を取って8%で問題ないとします。


角ハイボールの購入価格は208円です。とすると、缶で買った場合と、自宅で作った場合の差額は僅か8円程度ということになります。手間などを考えると、そんなに自宅で作ることの旨味は無いということですね。


では、味を較べて行きましょう。


缶ハイボールは7%のもの。ウイスキーから作るものは、4対1で作るので、8%です。



缶ハイボールの方は、流石の美味さだなと思いました。まず清涼感があり、ウイスキーの刺激をうまく抑えています。成分表には、ウイスキー、レモンスピリッツ、食物繊維、炭酸、酸味料とあります。この複雑な配合が、舌に感じる刺激を穏やかにしているんだと思いました。



続けてウイスキーから作るハイボールです。缶のものに較べて、明らかにアルコールの刺激が感じられます。またウイスキーの味をダイレクトに感じられる特性があります。これは逆に言えば、飲み慣れていない人にはキツいかも、ということです。


私の場合は、そこが美味しいと感じるところまで来ていますので、割って飲むのは問題ないです。また割って飲むのは濃度を自由に変えられますので、そういった飲み方にも対応出来るということですね。


どちらが美味しいかと言えば、缶ハイボールはブレンダーの手によって洗練されているので、万人に受ける味だと思います。ですがウイスキー沼にハマッている人間にとっては、なんとなく物足りないという印象を受けると思います。なにしろストレートやロックで味わうのがデフォルトになっているので、ウイスキーの味がなんとなくぼやけている缶の味わいは、すこしはぐらかされたような感じがします。


缶ハイボールはあくまでも清涼飲料的な位置付けで、行楽のお供に、という感じです。割って飲むハイボールは、本当にウイスキーの味を楽しみたい、という方にお勧めです。割って飲むハイボールは、コストパフォーマンスがそんなに優れてなかったのが驚きですが、逆に言えばそれだけ自分の好きな濃さで作ることが出来るのと、ウイスキー沼にハマッているということの裏返しなので、これからも精進してウイスキー道に邁進して下さいというメッセージだと思って、謹んでお受けしたいと思います(もう何を言わんとしているかわからなくなっている)。

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