会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

玉虫

こんにちは、curiosです。


日中、外に出て庭を眺めていた所、ブーンと見覚えのある虫が飛んで来ました。


スマートな体型で、飛び方はすこし身体を起こすような感じです。


ピンッと来て、手で軽くはたきました。


地面に落ちたその虫は、昔から好きだった『玉虫』でした。


すこし脳震盪を起こしたようで、飛び立つのに時間が掛かるようでした。その間に、何枚か写真を撮ります。


子供の頃、玉虫が好きで、飛んでいる玉虫を捕まえようと追いかけて行ったのですが、とうとう捕まらなかった記憶があります。


その為に今回はすこし手加減が出来なかったようです。思いの外すばしこいので、まごまごしてると逃げられてしまうと思って、はたいてしまいました。


ですが何枚か画像に収まってくれ、幼少の頃の願望を叶えることが出来ました。本当に綺麗です。


ですが、目立たない方が生き残る確率が高い自然界において、ここまで鮮やかな色を身に纏うというのはどういう理屈によるものでしょうか?まあ何事も摂理に沿った進化ばかりではない、ということですかね。


私はこの虫は滅多に見かけることはなかったのですが、場所によっては居た、という人もいます。恐らく居る区域、というものがあるんでしょうね。玉虫厨子、というものがあるように、神社仏閣がある場所に多いのかも知れません。


玉虫色なんて喩えにもあるように、いいイメージが持たれにくい虫ですが、神秘的なものを纏っているようにも見え、なかなか魅力的な虫だと思います。


今度はあまりはたかないで、やさしく見守りたいと思います。

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