会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

身を持って実感したこと

こんにちは、curiosです。


私は眼がいいです。眼がいいというよりも視野が広いというべきか、とにかく何かを見つけたり、探し物をしたりするのが得意です。だから眼だけは大事にしようと思っていました。


私の職場は以前にもお話しした通り、過酷な業務が日常となっている職場です。今日は大きい機械(ショベルのようなもの)に乗って、落ち葉を片付ける、という仕事をやっていました。


林のなかでの作業で、大きい重機を操るのは気を使います。木々にぶつからないよう、慎重にショベルを操ります。


やって来た2tダンプに落ち葉を積み、そして満杯にしたら次のダンプに積むという作業です。


すると、ショベルの運転席の屋根に、小さい枝が引っ掛かりました。そのままバックし、枝がそこからピンッ、と外れ、それは、私の瞼に当たりました。よくある枝が跳ねる、というやつです。


私は思わず眼を押さえました。結構な衝撃だったし、痛みで眼が開けてられなかったからです。


そして病院に行かせて貰う、と所属長に伝え、眼科に行きました。幸い、眼球に傷は付いたものの、大事には至らず、無事に戻ってくることが出来ました。


ですが仕事が終わって、皆が集まった時に、一人が私の顔を見て、『何処を打ったんですかぁ~?』と、まるでからかうような口調で言って来ました。その顔は、半分笑いながら、どこも悪くないじゃないですか、とでも言いたいようでした。「いや、眼球に傷が付いて、大事には至らなかったんでよかったんだけど」、と説明したものの、どうやら何もないのに怪我のフリをしたという風に決め付けたいようでした。他の仲間も特に何も言わず、だんまりを決め込んでいました。


これだ、と私は思いました。これがこのクズ共の集まりという揺るぎない証拠だ。所属長も助けるような素振りは見せず、ヘタすればこちらを悪者にしようという雰囲気です。


ですが私はもう(意思表示はしてないものの)ここを去ると決めた人間です。それ以上弁解はせず、『まあよかったです』と話を切り上げました。その実、こいつらとは死んでもつるまないぞ、と再度心に誓いました。


それと、自分の選択にも再度自信を持ちました。眼というのは本当に大事です。再就職時にも、眼の良さは様々な選択肢を産んでくれます。私は大型二種免許を所持しているのですが、運転手というのは、いつの時代も、最低限の需要があります。その為に、眼を大事にしておくこと。自分の今日取った行動はなにひとつ間違ってはいない、と確信を持ちました。


反面教師と言えば聞こえはいいが、本当に『クズ』しかいないこの組織。今回の一件でも、身を持って実感してしまいました。

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